食と共に水も大切です
ダイエットや糖尿病の食事制限など私たちは食事にはよく気を使っています。しかし水分を摂る事にそんなに気をつかっているでしょうか?
成人男性の体重の60%、女性では55%ほどが水分で占められています。水分は私たちの体の中で、栄養や酸素の運搬から老廃物の排出まで、なくてはならない大切な役目を担っています。
赤ちゃんの水分は70%もあり、老人では55〜57%にまでなってしまいます。
水分が少なくなると、肌に張りがなくなって、髪の毛もパサつくようになってしまうのです。そのようなことにならないためにいつまでも"水々しく"保っていたいものです。
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水分と健康
私たちが水なしで生きてゆけるのは、せいぜい5日から7日だといわれています。体内の水分が10%程度減少すると、神経がイライラしてきて、20%から30%程度失われると命の危険があります。
私たちに必要な1日の水は、2リットルから2.5リットルが必要とされています。
1日に必要な2.5リットルの水分のうち、食事から摂る水分は1リットル程度で、体内でエネルギーが出来る時には「代謝水」と呼ばれる水分が300CCほど出来ます。
残りの1.2リットル分は、水やお茶で補ってやる必要があります。
腎臓の機能に問題がある人以外は、飲んだ水分は飲んだだけ排出されますので積極的に飲みたいものです。
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胃、大腸反射
まず、朝起きたらコップ1杯の水を飲みます。冷たい水が胃に入ることで、それに連動して腸が刺激され便通がスムーズになります。
この「胃、大腸反射」は朝が一番強いので、朝1杯のお水やお茶の習慣を始めていただきたいと思います。
ストレスの多い人にも水を
仕事などでストレスが多い環境では交感神経が刺激され強い胃液が分泌されて胃を荒らしてしまいます。
そのような時には、水分の吸収には時間がかかるので水を少しずつ、ゆっくり飲むのが効果的です。胃に水分が入ると、濃い胃液から胃を守ってくれますので胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの予防にもなります。
また、ゆっくり水分を摂るとイライラの防止効果もあります。
夜も水を
お風呂上りは入浴で失われた水分を補給し、寝る前にも寝ている間に失われる水分の補給が大切です。
にきびマークをクリア
特に寝る前の水分補給は、寝ている間の血液がドロドロになるのを防ぎますので、明け方や起き掛けに起こりやすい脳血栓や心筋梗塞の予防にも効果的なのです。
夜中にトイレで目が覚めるので寝る前の水は飲まないという方もいますが、夜中にトイレで起きたら、さらにコップ1杯の水を飲み水分の補給が健康にとって大事なことだと思います。
運動中の水分補給のコツ
水分は吸収されるのに時間がかかりますので、運動する1時間ほど前から、最低コップ1杯の水を飲んでおくことが必要です。
特に男性で筋肉の多い人は水分消費も多いので水を多めに摂り、運動中も30分に1回程度こまめに水分を補給してやることも大切です。
多量に汗をかくような運動や仕事をした後には、体重計に乗って体重が戻るまで減った水分を補給するようにすると、疲れを次の日に持ち越しません。
こんな人は注意
腎臓に病気があると、血液中の水分のろ過がうまくゆきません。その様な状態で水分を多量に摂ることは良くありませんので、医師の指導を受け適切に水分を摂ってください。
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